槇野進也YOGAダイアリー
ヨガ指導者がつづる 健康と幸せの流れに乗るブログ
目の疲れを取る方法(5) ツボ刺激
 


 『目の疲れを取る方法』』シリーズ最後は、
疲れ目に効くツボとツボ刺激法をご紹介します。




 目と目のまわりのめぐりが良くなり、
疲労回復にたいへん効果があります。






 たくさんある疲れ目に効くツボのなかから
いくつかをお伝えします。



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太陽:眉と目尻から耳の方向へ一寸、くぼみ
睛明(せいめい):目頭の内側、鼻根のくぼみ
さん竹眉毛の一番内側
承泣:瞳の真下のくぼみ








 ツボ押しの基本は指で指圧することです。
皮膚に垂直に押すこと、
押すとイタ気持ちいいと感じる強さでおこないます。




 押す回数は5から10回が目安。
息を吐きながら3~10秒かけて押し、
吸いながら3~5秒かけて離れます。






 太陽は親指か中指を使って、
睛明は目をつぶって、左右のツボを右手の親指と人差し指でつまむようにして、
指圧するといいでしょう。






 このようなやり方もあります。


 親指をこめかみに当てた状態で、
人差し指の第二関節の内側を使って、
眉毛にそって(さん竹→魚腰→糸竹空)と内側から外側へ
ゆっくりなでるように動かしていきます。


 今度は目の下に移動して骨にそって内側から外側にこすります。
承泣などが刺激されます。


 数回繰り返すとすっきりしますよ。





 もうひとつ、とっておきのツボをお伝えします。


風池(ふうち):耳たぶの後ろの髪の生え際のくぼみ、僧帽筋の外縁



 風池は目の疲れだけでなく頭痛や肩こりにも効果のあるツボです。
風池への刺激法として両手で側頭部を包み込むようにして、
左右の親指を風池にあてて、上に向かって持ち上げるように圧迫します。








 ツボ刺激は簡単で即効性の高いことが利点ですね。







 
 さあ、5回にわたってリフレクソロジーからヨガ、ツボ刺激と
取り上げてきました。
 

 毎日の目への働きかけから
確実に目の疲れは解消されていくことでしょう。
ぜひ、やってみてください。
その効果に驚かれると思います。





 そして何より大切なのは、目に優しい環境づくりと
適度な運動であることは言うまでもありません。






 みなさんのご健康をこころからお祈りしています。













関連ページ 目の疲れを取る方法(1)
        目の疲れを取る方法(2)
        目の疲れを取る方法(3)
        目の疲れを取る方法(4)




目の疲れを取る方法(4) トラータカ


 『目の疲れを取る方法』の4回目は、『トラータカ』という方法をご紹介します。



 
 トラータカとは、ハタ・ヨガ(hatha・yoga)の伝統で、
6つの浄化法のひとつになります。





 これにより目の疲れは消え、
目の諸病は除かれるとされています。






 トラータカは、ある小さな一点を凝視するのですが、
ここではキャンドルの火を用います。






① 正しい姿勢で座ります。


② 部屋を暗くして、風が入らないようにします。


③ キャンドルを1,5~2mほど先に置きます。


④ キャンドルの火をまばたきをせず、視線を動かさずに見つめます。


⑤ 目が痛くなって涙が出てきたら、目を閉じ、
  まぶたの裏に映る炎の残像を見ます。


⑥ ④⑤を繰り返します。


⑦ はじめは3分くらいから、慣れてきたら時間を増やしていきます。






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 トラータカは、目の疲れを取るばかりでなく、
集中力を養う訓練にもなります。



 
 やわらかな火を見つめることは、
いにしえの人々もきっとそうであったように、
ココロを穏やかにしてくれることでしょう。


                        

 火の用心だけはお忘れなく。







 夜、寝る前の時間はパソコンやテレビ、ゲームの画面から離れ、
キャンドルの火を眺める習慣もいいですね。



   







関連ページ 目の疲れを取る方法(1)
        目の疲れを取る方法(2)
        目の疲れを取る方法(3)







目の疲れを取る方法(3) ヨガ・アーサナ


 疲れ目の原因は、眼球そのものより、
めぐりの悪さによることが多いと言われます。




 身体を適度に動かすことにより、
全身にエネルギーや血液、リンパのめぐりが生じるのです。




 ですが、パソコンの前に座り続けていると、
その間は身体が固まったままです。
そして、猫背など姿勢の歪みも問題です。

 
 めぐりが滞り、目の疲れだけでなく、
肩こり、首の疲れ、偏頭痛、など様々な症状を引き起こします。











 1時間に一度は、パソコンから離れ、
『目の疲れを取る方法(1)』でも述べたように、
遠く空や緑を眺めて目を休ませてあげましょう。





 そして、ヨガのポーズがオススメです。
身体の歪みが解消され、めぐりが生じるのます。






 今回は数あるポーズから、
椅子に座ったままできる
簡単ヨガポーズをふたつご紹介します。







 まず、一つ目は後屈のポーズです。





 パソコンによる前傾の矯正の効果があるポーズ。
○ 背骨のストレス、硬さ、歪み、緊張を取ります。
○ 腹部、胸部、のどを広げ、呼吸を楽にします。
○ 意志力、判断力、積極性が養われます。



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 では、やり方です。


 ヨガは呼吸が大切、呼吸と共に行いましょう。

 
① 息を吸いながら背筋を伸ばし、
② 息を吐きながら上体を背もたれに預けながら反り、
  あごを上げ、天井を見上げます。
③ そのまま5呼吸キープします。
④ 吸いながら身体を起こしフィニッシュ、くつろぎましょう。






 ポイントです。



(α)背もたれの上部(図のA)が当たる脊椎の箇所は、
   胸椎(肋骨がついている脊椎)にします。
   腰椎、頚椎では反りが大きく痛めかねません。
   当たる箇所が痛い場合はクッションなどを挟みましょう。
(β)無理はぜず、ゆっくり気持ちいいと感じる範囲で行います。
   呼吸はつめずに。肋骨を天井に押し上げる感じで行うと
   より効果的です。









 二つ目は、ねじりのポーズ。




 肩、首、背中、腰まわりをほぐします。
○ 脊骨をしなやかにし、自律神経、ホルモン系を整えます。
○ 内臓を刺激。消化・排泄を促進します。
○ 脳のストレスを除き、頭脳を明晰にします。



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 やり方です。


① 椅子に浅く座り、左手は腰に巻きつけ、
  右手は左太ももの外側に当てます。
② 息を吸いながら背筋を伸ばし、
③ 息を吐きながら上体を左にねじり、後方を見ます。
④ 5呼吸キープ。
⑤ 息を吸いながら戻り、同様に反対側も行います。





 ポイント。



(α)はじめのうちは肋骨からねじるようにするといいでしょう。
(β)背筋は伸ばしたままでツイストします。








 これらを仕事の合間に行うと、
目を癒すばかりでなく、
珈琲以上のリフレッシュ効果があり、
よりクリエイティブになるでしょう。





 次回は、夜にオススメのヨガの知恵をご紹介します。




 これまでのところで、わかりにくい点など
ございましたら、お気軽にご質問下さい。





 みなさんの目の疲れが癒されますように。











関連ページ 目の疲れを取る方法(1)
        目の疲れを取る方法(2)









目の疲れを取る方法(2) リフレクソロジー

 前回『目の疲れを取る方法(1)』からの続きです。








 今回は『リフレクソロジー』の知恵から
目の反射区を刺激する方法をご紹介します。

 


 たいへん興味深いことですが、「足は体の縮図」だと言われています。
足には体内の主要機関、腺など体のすべての部位に対応する
『反射区』があるとされているのです。


  『リフレクソロジー』とは、この反射区に刺激を加えることにより、
それに対応する体の部分を活性化させる自然療法です。
ストレスを解消し、血液やリンパの流れを促し、
身体のバランスを回復するなど
素晴らしい効果が期待できます。







 
 さて目の反射区ですが、
それは足の第二指、第三指の付け根にあります。
下図の青色で示した部分です。


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 図は右足裏ですが、“左目”の反射区になります。
あごから上は左右が入れ替わるのですね。




 ここを指圧していきます。
目の疲れのある方は、ひどい痛みを覚えるかもしれません。
反対に健康な人はほどんど何もを感じないかもしれません。


 目の疲れの解消ばかりでなく、
その痛みの度合いで目の疲れ具合を検査できるのです。



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 図は左足、右目の反射区へ変わりました(笑)






 ひとつのやり方を記します。
目安として役立ててください。






 ①足指の部分は、手の親指の腹を使って上から下へ
ゆっくりとゆっくりとスライドさせます。これをひとつの↓で5回程度。


 ②付け根の部分は、手の人差し指を曲げて、
第二関節(指先から遠い方の関節)の硬い部分を使って上から下へ。
これも5回程度。親指よりもハードです。





 オイルやクリームをつけるとやりやすいです。
もちろんなくてもかまいません。




 とにかく気持ちを込めてやりましょう。
反応の早い方は、これだけでも目のスッキリ感が得られますよ。






 
 次回は、ヨガの知恵からご紹介します。





 みなさんの疲れ目が解消されますように。













目の疲れを取る方法(1)



 近頃は私の施術を受ける方にも、
目の疲れを訴える人が増えてきました。




 そこで今回は目の疲れを取る方法を
シリーズでご紹介したいと思います。








 まずは、目に快適な環境を考えてみましょう。




 人類はおよそ500万年前に誕生しました。
狩猟や採集の生活です。
そのとき彼らの目は、何を見ていたのでしょうか?
たとえば獲物や彼らを脅かす猛獣を、
遠く視野に捉える能力が必要だったでしょう。
いまでもアフリカの部族民の中には
驚異的な視力を持っている人々がいます。



 
 9千年から8千年ほど前、農耕・牧畜が始まっても
人類の目の環境はそれほど変わらなかったでしょう。
私たちの祖先は、日の出を拝み、作物や家畜を慈しみ、
夜には暖炉の炎を眺めていたことでしょう。




 ところが20世紀に入って世界は急激に変化しました。
特にここ20年ほどでのパソコンの普及、
そしてテレビ、ゲーム機、携帯など
現代人は狭い空間で長時間、至近距離で画面を見るようになりました。
目が酷使されるようになったのです。
これほど酷使されるのは人類史上初めてという認識が必要です。


 

 眼の疲れが進むと肩こりや頭痛、
めまいや胃もたれなど深刻な症状もでてきます。







 
 疲れ目を取るためには、まず第一に目に快適な環境を整えてあげることです。
つまり、人類がその大半を過ごした以前の環境にできるだけ近づけることです。




 一日中、パソコンの前に座っている方もあるでしょう。
まずは1時間に1度はパソコンから離れ、
遠く空や緑などを眺めて目を休めることからはじめましょう。


 

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 そして、目に効く人類の叡智を積極的に活用します。
次回は、フットリフレクソロジー(足ツボ)をご紹介します。








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